日本の絶景スポットとパワースポット(スピリチュアルスポット・神社・寺)を旅しよう#35  天照大神のお告げによって建てられたお寺「竹生島宝厳寺・竹生島神社 」滋賀県 長浜市 日本

島自体が巨大な一枚の岩(花崗岩)でできた超強力パワースポットとして、人々の信仰を集めてきた「竹生島(ちくぶしま)」。いまでも“神秘の島”と呼ばれ、毎年多くの参拝客で賑わいます。

竹生島は、周囲2㎞の琵琶湖で沖島に次ぐ2番目に大きい島です。

島の名は「(神を)斎く(いつく)島」に由来し、その中の「いつくしま」が「つくぶすま」と変じ「竹生島」になりました。 また、「竹生島」という漢字は、島の形が雅楽などで使われる楽器の笙(しょう)に似ていることからつけられたという説などがあるそうです。

竹生島には西国三十三カ所観音巡りの三十番札所である「竹生島宝厳寺」(ちくぶしまほうごんじ)というお寺と、「都久夫須麻子神社」(つくぶすまじんじゃ=竹生島神社)という神社が一緒に鎮座しています。 神様も仏様も「同一の存在」としてとらえる「神仏習合」(しんぶつしゅうごう)のカタチです。 宝厳寺(ほうごんじ)は、724年聖武天皇が、夢枕に立った天照皇大神より「江州の湖中に小島がある。その島は弁才天の聖地であるから、寺院を建立せよ。すれば、国家泰平、五穀豊穣、万民豊楽となるであろう」というお告げを受けたことで作られたのがはじまりです。

弁才天像をご本尊として本堂に安置しております。

※ 本尊の大弁才天は、江ノ島・宮島と並ぶ「日本三弁才天」の一つで、その中で最も古くに建立された弁才天です。そのため、宝厳寺のみ「大」の字をつけ、大弁才天と称します。 翌年には観音堂建立を発案し、後年、その遺志を継いだ浅井の大領が千手千眼観世音菩薩像を安置されました。 それ以来、天皇行幸が続き、また伝教大師弘法大師なども来島、修業されたと伝えられています。 宝厳寺では様々な病気の平癒、又は願い事の成就をご本尊大辯才天観音堂は千手千眼観世音菩薩)に祈願し、ご利益を頂くことができます。 また、豊臣秀吉との関係も強く、多くの書状、多くの宝物が寄贈されています。1602年には、太閤の遺命により、秀頼が豊国廟より桃山時代の代表的遺稿である観音堂や唐門(国宝)などを移築させています。

※「唐門」は、唯一現存する大坂城の遺構とされ、国宝に指定されています。 竹生島神社でお祭りしている神様は「市杵島比売命」(いちきしまひめのみこと)をはじめとする4柱。  市杵島比売命は水をつかさどる神様で、仏教でいうところの「弁財天」に当たります。

竹生島神社では、開運厄除け、交通安全、財施、商売繁盛、縁結びなどのご利益が頂けます。 POINT①

弁天様の幸せ願いダルマ(竹生島宝厳寺内)

弁才天は、人々を苦しみから救い幸せに導いてくれる女神とされております。 「弁天様の幸せ願いダルマ」といって、小さくて赤い可愛いダルマの中にお願い事を書いた紙をダルマの中に収め、本堂に奉納すると願いが叶うそうですよ! ※奉納されましたダルマは、本堂にて一年間祈願して頂くため、持ち帰ることはできませんが、代わりに小さなマスコットを頂けます。

POINT②(竹生島神社内) 竜神拝所かわらけ投げ

竹生島一番のビュースポット「龍神拝所」。竹生島神社では弁財天の他に、水を司る龍神も祀っており、その拝所に建てられた「宮崎鳥居」もご利益スポットです。 土器(かわらけ)に願い事を書き、鳥居をくぐらせるように投げると願いが叶うと言われています。

POINT③(竹生島神社内) 弁財天社の小判

竹生島神社の「弁財天社」をお参りすると、直径3cmくらいの「招財小判御守」がございます。財布に入れておけば金運上昇間違いなしです!!

※300円の初穂料をお支払いして頂きましょう。

所在地:滋賀県長浜市早崎町竹生島

電話:0749-65-6521(公益社団法人長浜観光協会)

営業時間:9:3016:30

HP:http://www.chikubushima.jp/

アクセス: 琵琶湖汽船のりば

所要時間:片道約30分 *

予約・問い合わせ:0749-62-3390

* 定期船時刻表はこちらhttp://www.biwakokisen.co.jp/basic/in...

 

<長浜港へのアクセス>

①電車 JR北陸線長浜駅」下車、徒歩約10分 JR「米原駅」下車、タクシーで約15分

②車 北陸自動車道「長浜IC」下車、約15分

 

<今津港へのアクセス>

①電車 JR湖西線近江今津駅」下車、徒歩約5分

②車 名神高速道路「京都東IC」下車、約70分  

 

彦根港へのアクセス>

①電車JR彦根駅(西口)下車、無料シャトルバスで約8分 JR米原駅(西口)下車、タクシーで約12分

②車 名神高速道路 「彦根IC」下車、約10分 竹生島では拝観料(大人400円・小学生300円)が別途必要です。